2004年03月31日
トーノZEROアニメ感想NARUTO total 8898 count

何週間続けば終わるのか、今週もまだ刀を刺されたまま頑張り続ける火影様!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第77話「光と闇 我愛羅という名」 

あらすじ §

 化け物になりつつある我愛羅を前にするナルト。

 サクラは我愛羅に捕らえられ、サスケは倒れ、犬は物陰に隠れ、テマリは怯えて見ているだけの状況で、ナルトは何としてもサクラとサスケを助けたいと思います。

 我愛羅は、回想の中で、こんな自分になってしまった理由を振り返ります。前回、夜叉丸に闇討ちされ、返り討ちにした我愛羅ですが、それが父の命令であることを知りショックを受けます。それだけではありません。実は、夜叉丸は母から愛されていなかったこと。我愛羅とは自分だけを愛する夜叉という意味で、彼が生き延びることを望んで母に付けられた名前だと聞きます。そして、生き延びることを望んだ理由は、彼を愛していたからではなく、我愛羅の存在が里への復讐になるからだと言います。更に、あの夜叉丸も、姉(我愛羅の母)を奪った我愛羅を愛してはいなかったと告白します。これで、我愛羅は他人を殺すことでしか生きていることを実感できない人間になってしまいました。

 ナルトは、我愛羅に対抗するにはこれしかないと口寄せの術でガマ親分を呼び出そうとします。しかし、失敗。出てきたのは小さなカエルでした。

 我愛羅の化け物化は進んで、どんどん人間ではなくなっていきます。

 ナルトは、九尾の狐を身体の中に封印され、その結果周囲から恐れられた過去の自分を思い出し、我愛羅にだけは負けたくないと強く思います。

 ちなみに、火影様は、まだ大蛇丸と刺し合ったままで、あまり変化ありません。

感想 §

 我愛羅を襲うあまりの仕打ち。これは、視聴者から見れば夜叉丸が許せないシチュエーションですね。しかし、真の問題は、こんなに愛されない子供を作らせてしまった我愛羅の父親でしょうか。

 それから、我愛羅の回想と対比されるナルトの幸せな出会いの数々。かつては嫌いな相手だったはずのサスケとの出会いですら、今となっては良い思い出なのでしょうね。

 我愛羅の回想シーンに、子供時代のテマリらしき女の子が出ていたのも良いですね。

今回の一言 §

 凄いぞ火影様。いったい何週間、刀を刺されたままふんばる気でしょうか。さすが、里で一番の忍者です。